今更の感はありますが、今日たまたま読んだものが少し前の東芝に関する記事
だったもので、それについて感じたことを書きなぐってみます。
コンプライアンスって「法令遵守」って訳されることが多いですが、この
場合は企業会計に関する法令に違反している事件って
ことですよね。
第三者委員会の報告書がこんなものでは、日本企業の会計処理が
適正に行われているかどうかが問題になり、信用を失
くすでしょうね。
そうすると、東芝だけの問題では無くなります。個人的には、東芝が倒産しようが
信用をなくそうが勝手にどうぞと思ってます。
が、世界的に日本企業の信用が落ちて、慌てて見直すような事態になってから
では遅いのではないかと感じています。早いうちに何らかの手を打った方が傷
は出来ても小さく済むと思うのですが。まるで何年か前に続いた粉飾決算事件
の記事を読まされているような気分です。確か当時、それから会社法改正があ
りましたよね。
一時的に監査法人を守ったところで意味はないと思います。チェック機能が働い
ていないのなら、即刻変えたほうが良いのではないですか。勿論、東芝が全社
的に騙 していたのなら、監査法人が見抜けなかった
のは仕方ないです。しかしどういう訳かは知りませんが、第三者委員会が
東芝と監査法人との関係を明らかにしていないので、本当に他では判断できな
いですよね。それで良いのでしょうか。