あのう、皆さんは漢字の勉強に困ったことってありませんか?私は、あります。
「読めるけど書けない」系ですので、その対策の王道は書いて書いて書き
まくることしかありません。でも、機械的に書くのは飽きてしまうという欠点を
私自身が持っているので、「機械的」と感じる要素を取り除くことを考えるこ
ともあります。例えば、漢字パズルをやってみるとか(笑)
ある塾の先生のブログより引用。
先生が漢字を5~10題、黒板に書いて、それを次の日までにノートに音・訓・熟語・意味を調べて来るのが、宿題だった。
そして、次の日、必ずテストがおこなわれた。
今、思えば、先生も大変だったと思う。
音・訓は同じだが、熟語は生徒によって解答が違うのだから。
その宿題とテストのおかげで、漢字は書けるし、分からないことがあれば、必ず辞書を引く習慣がついている。
そうそう。漢字を勉強する時は、自分で調べるのが一番勉強になるんですよね。
私が小学生だった頃はドリルがあったような気がしますが、それと同時に書き
取り練習をする宿題があった覚えもあります。で、書き取り練習が私は嫌いでし
た。その当時の自分を振り返ると、ただ機械的に書くのはすぐに飽きて、面白い
と思えなかったんだと思います。
そう言えば、私はどうして辞書を引くのが苦にならないんだろう?あ、もちろん
面倒に思う時もたまにはありますよ。でも、私の学生時代はネットでググるなん
て時代ではなかったので、(限られた範囲であっても)自分で調べるのが当た
り前でしたから、それで鍛えられたのかもしれません。
使う道具は紙の辞書からネットの辞書に変わっても*1、自分で調べる習慣とい
うのは簡単には消えません。
ただ短期的に漢検の勉強をする時は、問題集に漢字の意味などが載ってる場
合が多いので、あまり調べないことが多いです。矛盾しているようですが、試験
勉強だとアウトプットの方に重点を置かないと勉強が進まなくなってしまう気が
しますから。*2
昨夜、日本ブログ村のマイページを更新したついでに、自分がフォローしている
ブロガーさんの最近の記事を見て、そんなことを思ったのでした。ついでに、そ
の方も取り上げておられる記事のリンクを私も張っておきます。
ここからは、おまけっぽい話になります。
ところで漢字の「とめ」と「はらい」って、昔は結構厳しく指導された覚えがあり
ます。それが緩くなるのは構わないですが、教える現場では却って難しいでしょ
うね。やはり、そこは基本となる字形はあるはずなので、それに沿った指導をされ
るのでしょうか。*3
まあ常用漢字表でも表外漢字表でも字形の差異はあるので、さして驚くほどの
ことではないのですが。もっとも、常用漢字で許容字体って今まで見たことがな
い気がします。記事にある指針案で確定するならば、恐らくは出版物で新しい常
用漢字表が見られるかもしれません。その時に、許容字体例も付けられるのでは
ないかと予想しています。
でも、現場は戸惑うかもしれませんね。