今朝、不注意で麦茶ポットを割ってしまいました。
これだけならまあ、良くある「やっちまったぃ」な
ことで流しちゃうのですが。
実はその後、滅多に鳴らない固定電話のベルが鳴り
ました。勿論その時は「またセールスか…」なんて
思ってたのですが、留守電の応対を聞いていたら実
家の父の声。
どうでも良いことですが、父の声はやたらデカイの
で、受話器を持っていると耳が痛くなるんですよ。
自分の親だし慣れているとは言え、ちょっと困るこ
とではあるんです。
その父が朝から電話してくるなんて珍しすぎて何か
あったのかと思ったら、まあ本当に驚かせてくれる
ようなことを言ってくれました。
父は2017年の年末頃に肺炎で入院したことがあった
のですが、その時に貧血が酷いとか言われていたん
です。本人が言うには、その貧血の原因を大学病院
で調べてもらったら発作性夜間ヘモグロビン尿症と
いう病名が付いたそうで。
デカイ声で喋ってくるせいで「は?何だよそれ」と
思う間もなく*1、「その病気に効く薬はあることは
あるんだけど、副作用で死ぬこともある」と続き、私
の頭は少々混乱して話が飲み込めませんでした。…が
本人は後日かかりつけの病院で相談して、その薬を飲
むかどうかを決めてくると言い、事も無げに「まあ、
そう長くないっちゅうこっちゃ」と。
私が唖然としている間に、父は言いたいことを言い終
わったのか早々に電話を切ってました。おいおい、朝
からデカイ声で冗談みたいなこと言うなよと思いつつ
も気分はどんよりしたまま過ごすこととなりました。
確かに、いつまでも親が元気でいる訳じゃないし、い
つかそういう時が来るのは分かってたけど。
まだ充分元気な本人の声と、聞いた話とのギャップが
大きすぎて私は目眩がしそうです。
おかげで、ひめべん参加の話を書くどころではなくなりました…
*1:ついでに病名も薬の名前も聞き返す暇もありませんでした