先日の合格発表当日には特に凹んだ訳ではなかった
のですが、やはりどこか落ち込んでいたようです。
いつもの勉強をする気にならず、図書館から何となく借
りた本が『福翁自伝』でした。(何でこうなった?!)
ところで私は福沢諭吉という人をよく知らなかったのです
が、この本をめくってみると、なかなか愉快な人となりが垣
間見えて面白そうな気がしました。あ。勿論、彼が中津藩の
下級武士の家に生まれた人で大坂の緒方洪庵が主宰する
ってるって程度ですよ。
その彼が読み書きを習い始めたのが15歳ごろとか、諭吉が
幼い頃に亡くなってた父親が彼を僧にさせたいという希望
を持っていたとか、適塾にいた頃の勉強風景が現代人から
見たら結構ハードだったりとか…。色々なエピソードを見て
ると、彼に「学者」のイメージを持ってたら「それだけじゃない
わ」と言われそうな感じしかしませんでした。
まだ全部読み切れていないのですが、面白そうなので全部
読んでから読書日記でも更新したいところです。