まずは、この2つの記事を見て下さい。
やっと、この動きが出てきました。
悪いけど、私は英断とは全然思いません。むしろ、漸くこの動きが出た
のかと思ったくらいですから。1995年以降、百貨店でもスーパーでも
営業時間拡大の動きが広がり、ついには年中無休に近い状態にまで
なってしまったのをみてきましたので。
その結果、売上はどうなりました?上がってはいない筈です。例え一時
的に売上は上がったとしても、粗利は取れていないでしょう。だって、顧
客として見れば、いつでも行けるんですもの。一度にそんな多くの物は
要らないし、買いませんよ。*1
そうなると、まず従業員数を減らしたり給与額が下げられたりして、中で
働く人々が働きにくくなります。労働環境が悪くて、どうして顧客サービ
ス向上なんて出来るんです?正直言うと、そんなの無茶です。どこの店
でも「お客様第一」って言いますけど、そうする為には従業員の満足度
も上げていかないと気持よく働こうなんて思えません。実際に、そういう
現場を見たことはあります。
顧客としてみると、店が長く開いてるのは便利です。しかし本当にそれっ
て、必要ですか?
便利なことが全て正しくて良いことなのかと問われたら、私はそうじゃな
いと答えます。私はスーパーで働いていた頃から、そう思っていました。同
時に虚しさもありました。売上の数値も大事ですが、そこだけに偏った結
果、顧客満足度が落ちていたら本末転倒でしょうね。
引用した記事とは関係ないですが、おせちを買っても無駄にしてしまう生活
を何年かしていたことがある*2ので、現在おせちを用意しなくなりました。
もう私は、あの嫌な気持ちになりたくありません。