ビー玉クラブの本
#127番セットより
- 作者: Osamu Tezuka
- 出版社/メーカー: VIZ Media LLC
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: ペーパーバック
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原作にない文章が私には大変かなと思っています。でも、読み切れたら満足する
ことが出来そうな気がします。読み切れたら、ここに続きを書きたいと思います。
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・・で、読み終わりましたよ(⌒ー⌒)大作を1つ読みきるって、結構大変なんですね。
途中で何度か読むのを止めようかと思ったんだけど、せっかく楽しみにしていた本だっ
たので結局読んでしまいました。ただ、最初は原作と並行して読んでたせいか読むの
がどうしても遅くなったりしたけど、途中から原作を放り出して Phoenix だけをひた
すら読んでいたら、今まで詰まっていたのは何だったんだろうと言うくらい進むよう
になりました。なるほど、原作は参考程度において英語版をとにかく読んでしまうと
いう方法ってアリなんですね。
さて、英語版と原作とでは細かい点がいくつか違います。それを見つけるには読む前
に原作を見ていると良いかもしれません。まあ、翻訳物ですから、全く同じモノには
ならない・・ということは当然でしょうけれど。原作に文章の無い部分に説明が入っ
ていたり、登場人物の名前が一部違っていたりするので、これはお楽しみポイントで
しょう。(先に原作を読むと楽しめると思います)
ところで、この「火の鳥」は不老不死で、その生き血を飲むと飲んだ者も不老不死に
なると言われています。この鳥を巡って、様々な人間模様が描かれるのですが・・果
たして「ヒトとしての幸せって何なのか?」を考えさせる作品です。この話の中で女
王ヒミコは、自分の老いを忌み嫌うただのオバサンとして登場するけど、彼女は幸せ
なのか?火の鳥を得るということは、本当は良いことではないのかもしれないと読み
ながら考えてしまいました。作品としては、とても興味深い物語だと思います。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1986/07
- メディア: 単行本
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