昨日は簿記検定の話で「基本が大事」と書いたけど、漢検の場合は
何が基本か分かりますか?
昔の人は「読み書き算盤」が出来れば良いと言ったようですから、「読み」と
「書き」はセットなんだけど、「基本は読めること」だろうと私は思っ
てます。その上で、出題範囲の漢字の読みを覚えて書いてみるところから始
まります。
とは言っても、各級の程度は以下の通りなんですが(;´∀`)
- 二級「全ての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える」
- 準一級「常用漢字を含めて、約3000字の漢字(JIS第一水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える」
- 一級「常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える」
まあ、だからと言って検定のためだけに全部を丸暗記する必要はないです。
二級までに出てくる常用漢字は、正確に書けなくても読めて知っている方が
良いですけど。*1それに問題数には限りがありますから、全てを覚えたとして
も、それが全部出る訳じゃありません。だから漢検で準一級以上を目指すな
らば、出題されやすい漢字から勉強するのがオススメですね。*2ちなみに公
式の参考書は、これです。
まあ単純に漢字を知ることが楽しいと思えるのなら、漢和辞典と友達になる
のが一番良いかも ヽ(=´▽`=)ノ これは、辞書を引くのが好きな方にオススメ
です。ついでに漢字に関する読み物を読むと、理解が深まります。*3
こんなところでしょうか。