転んでも転んでも立ち上がる 諦めないための記録

諦めないために学習記録を残しています。日商簿記検定・情報処理技術者試験の勉強記録が多いです。

公共図書館の危機かも…

図書館の運営を企業委託するのが、最近のトレンドのようですね。

 

それ自体にどうこう言いたくはないし、効率化が必要なことは効率化するのは

問題ないと思います。ただよく見掛けるのは、常識の範囲や遠い昔に勉強した

ことの欠片で考えてみても変じゃないか?って思うような話題ばかりで気にな

るので、思ったことを書いてみたいと思います。

 

つい先日、TwitterのTL で流れていた発言の中に、こんなものが流れてました。

Twitterでの知り合いの retweet

 

正直、またこの手の話題か・・・と言う気持ちもあったんですが、廃棄処分になった

ものに目がいって驚きを隠せませんでした。郷土資料は貴重品だから簡単に捨て

ちゃいけないのは、司書だったら常識だと思っていたものですから。

 

いや、本当にびっくりしましたね。びっくりしたついでに、このような記事も読みました。

www.huffingtonpost.jp

 

それが本当かどうかまで調べる気になりませんが、本当だったら即時改善して欲し

いものです。

 

 

図書館所蔵の貴重本に限って言えば「貸出回数が少ない=不要」じゃないんです。

効率化はたしかに必要な概念ですが、「一般書で貸出回数が少ない本」と貴重本

や郷土資料の扱いを一緒くたにするのが拙い対応なんです。

 
 
 一般書の方は次々に新しいものが入るけれど、貴重本や郷土資料は簡単に入手
することは出来ないんです。だから、それらは廃棄するにしたって慎重にした方が
良いのです。(国立国会図書館にも所蔵されている資料ならば、問題はないかもし
れません。しかし、そこだけの資料だったら問題ですよ)遠い昔に司書資格を取り
ましたが、まさかほぼ忘れた頃に、そんな問題が起こる世の中になろうとは…。日
本の文化程度が低くなっちゃいますよ、このままでは。

 

ただデジタル保存後の廃棄で、資料が閲覧可能な形ならば、貴重な資料を見たい

人は閲覧することが出来ますよね。それをしているかどうかで、評価は変えても良い

とは考えています。何もせず廃棄しちゃって誰も見られない状態だったら、最悪です。

 

私は、図書館運営の企業委託が全てこのようなことになる訳ではないと思っていま

す。ですが、その地域の文化を支える拠点としての公共図書館を破壊するような行

為は許されないと思います。なぜなら、それが公共図書館の使命だからです。

 

 

歴史上の出来事や最近の海外での出来事を引用するまでもなく、文化を破壊した

ら、二度と元に戻せないってことに心を配って下さい。これは図書館に限ったことで

はないですが、たまたま私が触れた事例が図書館でしたので、その感想を書いた

までです。