あるひとつの知識を「点」と捉えると、それと違った知識なんだけれど
どこか「関連がある」ものを見つけると、ちょっと嬉しい。
そんな風に、点と点とを繋いでいくことは、楽しい。
例えば情報処理技術者試験のストラテジ系の問題を解いていて、工業
簿記で出てくる損益分岐点の計算なんかが出て来た時「ああ、こんな
ことで使うのかぁ」なんて思ったりする。簿記だと、CVP分析とか言った
りするんだけど。
または、何か歴史関係の本を読んでいて、○○と△△とか関係があって
そして、それが別の場所の歴史に影響を与えてるという話は、小ネタで
あっても楽しめてしまう。実は私、年表を見るのが好きで、「この出来事
があった頃、別の場所ではそんなことになってる」というのを見ることも
好きだ。ついでに何か関係があったりしたら、もう大好物。ついついハマ
ってしまう。
そういう点では、子供の頃から親が見ていたテレビ時代劇を見るクセっ
て役に立ってるかもしれない。あれって大概、主な出来事があって、一方
その頃別の場所では・・・という場の切り替わりがあるから、子供でも何
となく話が掴める作りになってたんだよね。
それを私は多分無意識に応用してたんだと思うんだけど、歴史の勉強で
は流れをみるのは結構好きだった。例えば、ヨーロッパに古代ローマ帝国
があって隆盛をきわめていた頃、中国では三国志の時代で、日本では邪
馬台国があったかもしれない・・という状態。
別々の場所で別々のことをしているのだけれど、どこかで繋がる部分があ
る。そんなことが楽しい。
「点と点とが繋がった」感覚があると、嬉しい。そんな風に、点と点とを繋げ
ていくのが好きだな。