漢字学習につきものと言えば、漢和辞典。あなたにとっては、
どんな存在でしょうか。無二の親友のイメージでしょうか。それ
とも顔を合わせるだけの他人のイメージ?いずれにせよ、ある
程度はお付き合いしてきていますよね。
例えば読みや意味が分からない漢字があった時、どうします
か?放っておくという手もありますが、大抵は調べますよね。そ
の時に使うのは、どんなものですか?
・・・・・そうですね。
スマホがそばにあれば、まず、ググるかもしれませんね。でも、読
めない漢字だとググりようがありません。そういう時は、辞書ア
プリがあれば楽勝!かもしれません。その時に漢和辞典が入
っていれば、問題ないでしょう。それで構いません。それか、Web
辞書で引くことになるでしょうか。ちょっと調べたい時には、とても
便利ですよ。状況にもよりますが、ほぼ手間が掛かりません。
一歩進めて、漢検の勉強をする時はどうでしょう?
勿論これも、辞書アプリが使える状況ならそれも良いですが、常用
漢字以外の漢字ですとスマホなどで表現出来ない場合があります。
そういう時は、紙の辞書の出番です。漢検の準一級や一級の場合、
辞書は必需品です。*1
私の場合、漢検の学習に関わらず分からない字が出てきた場合は
漢和辞典を引くことが多いです。まあ、余裕がある時は「漢検 漢字
辞典」で先に調べてから、他の辞書にあたるのですが。
何故ならば、そもそも漢字は中国から来た外来語です。漢字辞典
でも間に合うことは間に合いますが、もともとの字義を調べたい時
に載っていないこともあります。そんな時に漢和辞典が1冊あると重
宝するのです。まあ、国字*2に限っては漢字辞典だけでも良さそうで
すけど。同じように漢字を使う国ではありますが、日本と中国とでは
使っている字が違います。
ただ、漢検準一級までの学習の場合、ことによっては辞書を使わず
に勉強することも出来ます。これは、学習書の中には解説部分など
に読み方または意味が簡潔に書いてある場合が多いからです。この
場合、検定合格だけを考えたら、辞書を引くという手間を省いても学
習は成り立ちます。検定までの時間がない時は、私でもそうします。
ただ、生涯学習として考えたら、余裕があれば漢和辞典を引くという
のは外せませんね。私本人が単純に辞書を引くのが好き、ということ
もありますが、辞書から小ネタを見つけた時は楽しいので。
ちなみに、いま私は辞書の買い換えを検討していて、辞書を紹介して
いるサイトを見ながら考え中だったりします。所有している「漢検 漢
和辞典」は第一版ですが、そのまま使っても不都合はないので、これ
以外に持っているものを買い換えたいなあと。
検討しているもの
漢和辞典版の新解さん。実物は見ていないのですが
評判は良いようです。
古い版を中古で持っていますが、現在のものの方が
見やすいです。収録語数は、この中で一番多いです。*3
こちらも実物は見ていないのですが、 評判は良いよう
です。(っていうか、書店に行った時は失念してました)
新解さん共々、学生に愛用されているとか。
いずれにせよ、使いやすい辞書を選びたいところです。